みつきかいの独り言

家に帰る速さがトップクラスの高校生が思ったことを言うブログ

簿記を学んで二年、日商簿記検定2級をとれたお話

 長期休暇の宿題は最後に慌ててするタイプなので日記とかが嫌いだった私、みつきかいといいます。

 

 

 

 最近やっている日記とは少し違って、大きな出来事があったので、しっかり書いていきます。

その内容はタイトルのとうり「簿記を学んで二年、日商簿記検定2級をとれた。」という話です。授業を受けてコツコツ勉強した成果が出せて嬉しかったです。

・私の合格した点数(大問ごとの配点もあり)

 具体的な点数ですが70点合格中の72点でした。大問ごとの得点は、

 

 

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HPから調べた結果。商業簿記がグズグズだったな。

こんな感じです。見方を少し説明すると、大問は 各20点ずつで1,2,3の大問が商業簿記そして4,5が工業簿記です。すべての合計が70以上で合格です。

 

日商簿記2級ってなに?

日商3級と違い、日商2級は商業簿記と工業簿記の二つに分かれていてその二つの違いを簡単に書くと

商業簿記が「ものを仕入れて、売る」

工業簿記は「ものを作って、原価を計算する」

というイメージです。商業の先生曰く、最近は工業簿記が簡単で、商業簿記が難しいといわれていました。そして、私が受けた第157回でもその傾向が強く、第一問の仕訳の問題以外は部分点をいかにもぎ取れるかが大事かと思いました。

 

この説明を踏まえて私の点数を見ると私の点数は工業簿記に偏ってしまっていてあと一問、何かを間違えてしまったら不合格でした。

 

 ここまでお話させていただきましたが、日商簿記検定は受験方法が変わって、CBTというネットでの受験が2020年12月14日から可能になりました。私が今回受験した紙ベースの検定も第158回から受験時間が2級で90分となりガラッと変わってしまいます。ですので、私は合格のための問題分析や具体的な対策は一切記述することはできません。

今からは高校での話と他でも使える検定の勉強法をすこしかきます。

・高校生がどのように簿記を学ぶか

タイトルには簿記を学んで二年と書きましたがこれは簿記に初めて触れてから二年とも言い換えることができます。高校に入るまでは簿記はおろか、電卓をまともに触ることはありませんでした。初めの一年に関しては日商簿記3級の合格が目標のため、以前書いた、この記事と内容が重なると思います。

 

mitukikai.hatenablog.jp

初めて勘定科目とは何かとしり、仕訳を駆使して簡単な貸借対照表をつくったり、精算表を作ったりした一年目。

 

そこで培った土台を使ってさらに新しく固定資産や有価証券について、貸借対照表の情報から、会社の経営分析となる計算方法。

ものと製造する際の原価とは何か、想定よりも費用がかさんだ場合何が原因かを求める。

 

週に6時間の授業で商業簿記も工業簿記も学びました。学校のテストも簿記のテストがありそこでの私の点数は一回だけ欠点に近い点数を取ったことはありますが、他はそこそこの点数で同じく検定を受けていた生徒の中でもトップクラスの点数を取っていたということはありませんでした。

 

 真剣に勉強したのは検定の一週間前です。

その時の私の実力は過去問をといても50点程度、合格にはまだまだ遠かった。

そこから私が勉強した方法は

「一日一回分の過去問を問題集から解いて、解説を読み間違い直しをすること。」

このままだと、当たり前のように見えて具体的なことは何も言っていないように感じる勉強法に聞こえてしまうのでもう少しだけ掘り下げていきます。

・他の検定にも生かせるかもしれない勉強法

検定勉強の方法

①過去問を解く

 参考書を読み込むのもよいと思いますが実践的に問題を解くほうが手っ取り早いと思います。しかし最速で合格する方法ではないのである程度知識をつけた状態でそれこそ私の検定の一週間前のような状態でとりあえず解いていきましょう。大切なのは解いた後です。

 

②間違いを分析する

 間違えた問題を大きく二つに分けましょう。

 1、計算ミスや数字の写し間違いやいわゆる凡ミス

 2、勘定科目の使い方を覚えていない、もしくは計算方法を知らない分からない

   間違い

この二つの見分け方は模範解答を見てあーっとなるかです。答えを見てもその答えにたどり着けない問題克服しましょう。

 

③なぜ自分はこの間違えた答えになったのかを考える

 例を挙げると

        2+3×6

の問題答えは20です。しかし私は30と書いて間違えてしまった。

なぜそう思ったのかというと、

最初の数字の計算である足し算をしてしまったから正解は掛け算から

 が分析、が改善策のようにできればいいです。

 

④解説の手順で計算をして、答えを自分で出すこと大切なのは自分で電卓を打って最後の答えとなる数字まで出すこと

 解説の途中に出てくる数字も理解することができなければゴールにはつかないので、途中の疑問からも理解が深まるところから自分の手で答えを出すことが大事だと思います。理解も深まりますし、達成感がありますので。

 

ここまでが間違い直しの1セット。実際これをすべて行うと結構な時間がかかりますので一日たくさんの回の問題は解くことができませんでした。勉強時間は問題を解いて間違い直しまでで多くて私は3時間くらいです。

 

日商簿記検定の問題は運なところもあると思っています。 しかし安くはないお金をかけているのでムダにしないためにも今回合格することができてよかったです。

この勉強法が誰かのためになったのなら、授業のことや簿記について知ってもらえたのならば幸いです。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。みつきかいでした。